日本の自然観を再考し、未来へ進む

日本政府苑は、会場で最大となる2.5ヘクタールの展示であり、和泉川の流頭部という立地条件を踏まえ、自然環境への負荷低減に配慮した庭と展示館から構成されます。「令和日本の庭」は、伝統ある日本庭園文化と技術を踏まえつつ、水循環への配慮や地域の植生の回復などグリーンインフラを実装します。展示館は、流頭部への配慮から東西分棟の高床式木造建築とし、土壁などにより景観に馴染む建築としています。

また展示館では、全国各地で継承されてきた自然と人との営み・共生の姿や、植物・自然と人の関わりが生み出した文化の極みであるいけばな、盆栽等を鑑賞するとともに、みどりがもたらす未来の姿を提示し、社会課題の解決や行動変容の糸口を世界に発信します。

日本政府苑の鳥瞰パースイメージ 2027年国際園芸博覧会の会場全体図。日本政府苑エリアをカラーで強調

日本政府苑の概要

展示テーマ

日本の自然観

しるたび、みるたび、いきるたび

山・川・海と連なる多様な自然が、四季折々の表情を見せ、 日本の豊かな風土を育んできました。 自然の恵みを受け、時にその厳しさに向き合いながら生きてきた思想や知恵が、 日本各地の暮らしの中に息づいています。

地球の限界に直面している令和の時代。 古来から受け継がれてきた暮らしに学び、 未来の暮らしを支えるテクノロジーと出会い、 自然と共生する「旅」へ出かけてみませんか。

展示館内の展示空間イメージ 東西両館をつなぐ回廊から眺める野花の谷のイメージ

庭と建築

令和日本の庭と里山の景に寄り添う建築

和泉川流頭部という立地条件や周囲の自然環境を踏まえ、庭屋一如※の考え方により、展示館と庭を一体として構成

※庭屋一如:庭と建物が調和し、ひとつの空間として一体化している日本建築の考え方

令和日本の庭

伝統ある日本庭園文化と技術を踏まえつつ、令和の「時代表現」につながる空間を構成

災害が激甚化する時代に即応した流域治水やグリーンインフラの考えを、水循環、炭素循環、窒素循環の観点から庭に導入

令和日本の庭のイメージ写真 令和日本の庭の庭園パースイメージ
展示館 里山の景に寄り添う建築

和泉川の流頭部という立地条件を踏まえ、「東西分棟」と「高床式」の木造建築とし、自然への負荷低減に努める

土壁などにより、この地域に相応しい風合いが感じられる意匠とし、博覧会後の資機材の有効活用も見据えた材料と工法を採用

展示館の外観パースイメージ 展示館と里山の風景パースイメージ

関連プログラム

未来世代との創造的連携

探究プログラムの展開

未来を担う世代が、GREEN×EXPO2027開催前から、身近で小さな環境の改善に取り組み、世界に共通する課題であることを学び、世界へと発信することで、 GREEN×EXPO2027のレガシーへとつなげていく

高校生が創る「未来咲きガーデン」

全国5校の高校生のグループが、花とみどりで創る景色をテーマに政府出展エリアでテーマガーデンを制作

探究プログラムに参加する学生たちの集合写真 高校生が創る未来咲きガーデンのイメージ

ディレクター紹介

1人目のディレクターの写真

蓑茂 壽太郎

Minomo Toshitaro

チーフディレクター

  • 東京農業大学 名誉教授・農学博士
  • 熊本県立大学 名誉フェロー
  • 一般財団法人公園財団 顧問
  • 登録ランドスケープアーキテクト(RLA)フェロー
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プロフィール

造園学・環境計画を専門とするランドスケープ研究者。都市公園政策や地域景観づくりの分野で長年活動し、大学・研究機関・行政の連携による都市緑地政策やまちづくりに取り組む。

主な経歴

  • 東京農業大学 教授・副学長
  • 公立大学法人熊本県立大学 初代理事長
  • 一般財団法人公園財団 理事長
  • 熊本市都市政策研究所 所長
  • 一般社団法人ランドスケープアーキテクト連盟 初代会長
  • 日本造園学会上原敬二賞受賞(2019)
2人目のディレクターの写真

井上 敏宏

Inoue Toshihiro

ディレクター

  • 株式会社植芳造園 専務取締役
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プロフィール

京都の老舗造園会社に生まれた作庭家。伝統庭園の技術と現代的景観設計を融合した庭園作品を多数手掛け、日本造園学会賞受賞庭園をはじめ神社仏閣・文化施設の作庭で高い評価を受ける。

主な経歴

  • 東京農業大学農学部造園学科卒業
  • 野沢鈴木造園設計事務所にて野沢清・鈴木崇に師事
  • 伏見稲荷大社御鎮座1300年記念「社務所庭園」 作庭
  • 世界文化遺産 真言律宗 元興寺 伽藍景観整備
  • びわこ池田記念墓地公園 「近江庭園」作庭
  • 日本造園学会賞(設計作品部門)(2023)
  • 顕本法華宗総本山妙満寺「雪の庭」令和の大改修
3人目のディレクターの写真

桐山 昇一

Kiriyama Shouichi

ディレクター

  • 有限会社ボン・プランニング 代表取締役
  • 東京農業大学 学術情報課程 非常勤講師
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プロフィール

展示企画・地域ブランディング・ミュージアム展示設計を専門とする企画ディレクター。商業施設や企業博物館、工場見学施設などの展示企画を多数手掛け、行政調査事業や農産物ブランド戦略にも参画する。

主な経歴

  • 2027年国際園芸博覧会 政府出展計画検討会委員
  • 商業施設・企業博物館・工場見学施設の展示企画ディレクション
  • 県農産物ブランド戦略・マーケティング企画アドバイザー
  • 内閣府・各省庁調査事業の企画・実施
4人目のディレクターの写真

保 清人

Tamotsu Kiyohito

ディレクター

  • 株式会社ロスフィー 取締役
  • 登録ランドスケープアーキテクト(RLA)
  • IFLA World 移住ディレクター
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プロフィール

ランドスケープドリブンの建築とまちづくりを国内外で実施。戦災地の復興から移住者の居場所づくり、砂漠緑化を国際連合と協働中。自然災害から身を守るNature Based Designのランドスケープ、建築、都市計画、農をSTEAM教育として国内外の小中高生に伝える活動も行う。

主な経歴

  • 工学院大学建築学科卒、王立コペンハーゲン大学、王立スウェーデン農業科学大学修士
  • ドーハ国際園芸博覧会2023-2024日本国屋外出展プロデューサー
  • 国際連合 移住計画イラク(IOM)非常勤コンサルタント
  • COP28ドバイ、バイオソフィア、Circular City Summit オマーン招聘スピーカー
  • FLA APR Award、グリーンインフラ大賞優秀賞、グッドデザイン金賞、LOOPインテリア賞他
  • オーストラリア国立美術館、チボリ公園、ドーハ日本人学校、地中別荘ヴィラファニー設計等

2027年国際園芸博覧会の概要

テーマ
「幸せを創る明日の風景」
開催期間
2027年3月19日~ 2027年9月26日
開催場所
神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設)
会場面積
約100ヘクタール
クラス
A1(国際園芸家協会(AIPH)承認・博覧会国際事務局(BIE)認定の最上位クラス)
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